Samsungが昨年発売した「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」、そして昨年夏の「Galaxy Note9」は優れたデバイスだ。しかし、「Galaxy S8」や「Galaxy Note8」とあまり代わり映えせず、大きな特徴がなかったことから多くの市場での売れ行きは芳しくなかった。

そのため、Samsungは2018年の不調を挽回するために「Galaxy S10」シリーズで多くの新機能を搭載しており、少なくとも発売後1ヶ月時点では多くの地域で売れ行きは好調だと伝えられている。

2018年に「Galaxy S9」や「Galaxy Note9」を購入しなかったユーザーは別のスマホを購入したということだ。最新の調査によると現在OnePlusの「OnePlus 6T」とGoogleの「Pixel 3/3XL」を購入したユーザーの大半がそれまでSamsungの「Galaxy」スマホを使用していたことが明らかにされている。

「OnePlus 6T」「Pixel 3」ユーザーは約半分が以前に「Galaxy」スマホを使用

Counterpoint Researchの調査によると、アメリカの「Pixel 3」を購入したユーザーの内51%が以前に「Galaxy」スマホを使用していたという。また、そのうちの31%のユーザーが「Galaxy S7」を使用していたようだ。

また、「OnePlus 6T」の購入者の37%が「Galaxy」スマホを使用しており、それまで「Galaxy J2 Prime」を所持しており、また、やはり「Galaxy S7」を使用していたという。これまでのSamsungデバイスを使用するユーザーはコストパフォーマンスを重視するデバイスを好んでいたが、昨今「Galaxy」スマホはよりプレミアム化が進んでいる。そこでコストパフォーマンスに優れた「OnePlus 6T」が選ばれたということだろうか。更に、「OnePlus 6T」の購入以前にAppleの「iPhone」を使用する「iOS」ユーザーの70%以上が「iPhone 7」「iPhone 6」、若しくはそれよりも前のモデルを使用していたという。

2019年にスマホを購入するユーザーは世代としては「Galaxy S8」を使用しているユーザーだ。2019年は「Galaxy S10」や「OnePlus 7」、そしてGoogle「Pixel 4」が発売される。今年スマホを買い換えようと計画しているユーザーがどのメーカーのスマホを最も選択するのか、非常に興味深い。

 

[source CounterPoint Research] 
[via wccftech]

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