片側のカメラがフロント・リア両方の役割として機能する回転カメラを搭載した新型ミドルレンジスマホ「Galaxy A80」のAnTuTuベンチマークスコアが公開されている。

「Galaxy A80」は公式発表以前は「Galaxy A90」と呼ばれていたモデル。実際には「Galaxy A80」として発表され、チップセットにはクアルコムの新型チップセット「Snapdragon730」を搭載している。

「Snapdragon730」は8nmプロセスで製造されるチップセットになるため、ミドルレンジモデルに位置づけられるスマホにはなるものの2世代前のフラッグシップモデル「Galaxy S8」よりも高いパフォーマンスを発揮することが期待できる。また、今回のAnTuTuベンチマークスコアによってそれが証明されている。

「Galaxy A80」のAnTuTuベンチマークスコア

「Galaxy A80」はモデル番号「SM-A805F」を持ち、6.7インチの「Super AMOLED」ディスプレイに2400✕1080pのFHD+解像度を持つ。メモリはミドルレンジモデルながら8GB搭載されており、ストレージは128GB。SamsungのスマホはこれまでmicroSDカードスロットをサポートしていたが、「Galaxy A80」はそのポップアップ式カメラの機構を搭載するためか、microSDカードには非対応。

さて、「Galaxy A80」のAnTuTuスコアだが、総合スコア207,082を記録している。「Snapdragon835」を搭載する「Galaxy S8」が160,000~190,000辺りのスコアを記録している。Huaweiの「Kirin970」搭載機が200,000前後のスコアを記録する。

そのため、「Galaxy A80」は2世代前のフラッグシップモデル搭載機と同等、若しくは少し上のパフォーマンスを発揮することができると考えて良いだろう。

 

[source Weibo] 
[via GSMArena]

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