多くの地域で発売が開始されているSamsungの新型スマホ「Galaxy S10」シリーズ。

このスマホには前モデルまで搭載されていた「虹彩認証」機能が廃止されている。これはディスプレイ内指紋認証センサーを搭載していることや、より全面ディスプレイに近づけるために「Infinity-O」ディスプレイを採用したことから、虹彩認証用のセンサーを搭載できなくなったためだ。

そのため、「Galaxy S10」シリーズには指紋認証と顔認証機能の2つが主な認証方法となる。「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」はディスプレイ内指紋認証が、「Galaxy S10e」には側面に配置された指紋認証センサーが搭載されている。また、全てのモデルが顔認証機能を搭載している。

今回は全てのモデルに搭載されている顔認証の話。

顔認証といえば、Appleの「iPhone X」より搭載されている「Face ID」が優れたセキュリティやスピード、精度を持っているが、「Galaxy S10」の顔認証は「Face ID」のような高度な認証ではなくあくまでも簡易的なもの。そのため、スピード面ではかなり早いがセキュリティ面や精度では賢くないようだ。

「Galaxy S10」シリーズの顔認証はスピードは早いけど、セキュリティ面では難あり

2018年以降に発売された殆どのAndroidスマホは顔認証機能を搭載しているが、この顔認証はあくまでも簡易的なものでセキュリティ面では安全ではない。Googleはそれを認識しているため、ユーザーにその旨を知らせるようにしている。

セキュリティ面で安全ではない、というのは主に本人の顔ではなくても認証を解除することができてしまうというものを指す。これは「OnePlus 6」等でも報告されていたものだが、「Galaxy S10」シリーズの顔認証でも同様の問題を持っているようだ。

YouTubeのUnbox Therapyが報告した内容によると、「Galaxy S10」シリーズが搭載している顔認証機能は、登録者の写真でも簡単にロックを解除できてしまうようだ。

「Galaxy S10」シリーズの顔認証機能は特別なセンサーなどを使用しているわけではなく、ソフトウェア側の処理によって実現されているため、Samsungの今後のアップデートなどによって認証精度などが向上する可能性はある。

しかし、根本的にセキュリティ面が解決できるものではないため、あくまでも簡易的なものであることを認識した上で利用したほうが良いだろう。スピードについてはかなり優れているようだ。

超音波センサーを使用するディスプレイ内指紋認証は、押し方に若干のコツが有るようで正しく押していればスピードはかなり早いようだが、押し方によってはかなり時間がかかることもあるようだ。この辺は実機が手元に届き次第、色々検証してみたいと思う。

 

[via wccftech]

 

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