Samsungは「Galaxy Watch」に並ぶ新しいスマートウォッチを開発していることが明らかにされており、現在開発中のモデルは「Gear Sport」の後継モデルになることが分かっている。既にCADデータを基に作成された詳細なレンダリング画像や「Galaxy Sport」と思われるデバイスがFCCの認証を受けていることが判明している。

このことから、Samsungは近日中に「Galaxy Sport」(仮称)を発表するのではないかと言われている。しかし、これまでCADデータを基に作成されたレンダリング画像は公開されていたものの、実際に「Galaxy Sport」のデザインを想起させる情報は少なかった。現在91mobilesが「Galaxy Sport」のデザインが分かるレンダリング画像を公開している。

この画像によると「Galaxy Sport」は「Galaxy Watch」のデザインとはやや異なるようだ。「Galaxy Watch」の特徴とも言える回転ベゼルも搭載されていない。

「Galaxy Sport」のデザイン画像

上記画像が「Gear Sport」の後継モデルに位置づけられると思われる「Galaxy Sport」のデザインが分かるレンダリング画像だ。「Galaxy Sport」には少なくとも2つのボタンが存在しすることが確認できる。また、「Galaxy Watch」のデザインの特徴は回転ベゼルだったが、「Galaxy Sport」には回転ベゼルは確認できない。

Galaxy Watch

時計のバンドはシリコン製のように見えるが、これはユーザーの好みによって選択できるだろう。ただし、「Galaxy Sport」は名前の通りスポーツや運動時の使用を想定しているため、シリコンバンドを使用することは適しているだろう。

また、レンダリング画像からは「Galaxy Sport」の重さなどを知ることはできないが、時計本体が薄く、回転ベゼルなどのような運動時には必要のない機能が削ぎ落とされていることからかなり軽くなっているのではないかと思われる。これはあくまでも推測であり実際は重たいかもしれないが。

「Galaxy Sport」のデザインは金属ボディの継ぎ目が確認できないことやややエッジ構造になっているディスプレイを持っているようで、とても綺麗に見える。この画像からは良い面ばかりが浮かんでくるが、これまで回転ベゼルを搭載することによって優れた操作性を提供してきたSamsungのスマートウォッチだが、これを廃止することで操作性がどのようになるのかは気になるところ。

OSは「Galaxy Watch」と同じ「TizenOS」を搭載すると言われている。また、センサーは少なくとも「Gear Sport」と同じレベルのものは搭載されていると予想できる。そのため睡眠モニターや歩数計・活動量トラッカー・心拍数・GPS等の基本的なセンサーはまず搭載していると見ていいだろう。更に「Galaxy Sport」がスポーツを想定して作られているものであるため、耐水性や防塵性には優れていることが予想される。

Samsungが「Galaxy Sport」と呼ばれるであろうデバイスを開発していることはソフトウェアや認証リスト等から明らかになっていたが、デザインなどの特徴や機能に関する情報は少ない。今回「Galaxy Sport」のレンダリング画像がリークされたが、それでもまだまだ情報量としては少ない。Samsungは早ければこのスマートウォッチを2月20日に開催する「Galaxy UNPACKED 2019」で発表すると言われているため、今後さらに多くの情報が明らかになることに期待したい。

 

[source 91mobiles]

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