Samsungの「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」は既に海外では「Android 9.0 Pie」へのOSアップデートを受け取っている。日本のキャリアモデルは現時点で同様のアップデートがリリースされていないが、アップデート予定デバイスリストにはdocomoau共に含まれているため、もう暫く待つことでOSアップデートを受け取ることと思われる。

海外では既に多くの地域で「Galaxy S9」へのOSアップデートが展開されているが、Samsungは現在「Galaxy S9」向けに2019年2月のセキュリティパッチOSアップデート時に実装されていなかった機能などを実装するための最新のアップデートをリリースしている。

「Galaxy S9」向けに2019年2月のセキュリティパッチやナイトモードのスケジュールオプションを追加

「Galaxy S9」向けにリリースされたこのアップデートには2019年2月のAndroidセキュリティパッチが含まれている。

また、「Android 9.0 Pie」へのメジャーアップデート時に実装されていなかったナイトモードのスケジュールオプションを実装する内容が含まれている。更にOSアップデート時より報告されていたWi-Fi接続時の安定性が向上される。特に、5GHzネットワーク(802.11ac)ではWi-Fi接続状況が良くないという報告がされていたため、今回のアップデートで修正されている可能性がある。

また、Wi-FiだけでなくNFCやEメール、そしてジェスチャーの安定性なども改善されている。これらはどれも「Android 9.0 Pie」アップデート時に報告されていたユーザーからのフィードバックを反映した形。

これらの不具合や改善を望まれる項目については「Galaxy Note9」についても同様の報告がされているため、近日中に「Galaxy Note9」向けにも同様のアップデートがリリースされるのではないだろうか。

今回Samsungが「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」向けにリリースした最新のアップデートのビルド番号はそれぞれG960FXXU2CSB3G965FXXU2CSB3だ。容量は約350MB

執筆時点で(2/15)でこのアップデートはドイツなどの限定された地域でのみ展開されているが、展開地域については段階的に拡大していくものと思われる。

 

[via SamMobile]

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