Samsungは来月20日に「Galaxy UNPACKED 2019」イベントを開催し、同イベントで「Galaxy S10」を発表する予定だと言われているが、多くの地域で発売が期待されている最上位モデルの「Galaxy S10+」には12GBのメモリと1TBのストレージが存在するという情報が改めて入ってきている。

以前より「Galaxy S10+」の特別モデルには12GBのRAM(メモリ)と1TBの内蔵ストレージを搭載すると言われていた。このモデルは背面にセラミックパネルを採用するモデルと同じモデルのことを指している。「Galaxy S10」シリーズには韓国や米国等の一部市場で販売が期待されている5G対応モデルも存在するが、12GB+1TBの組み合わせを持つモデルはこの5G対応モデルとは別のモデルのようだ。

「Galaxy S10+」のセラミックパネル採用モデルは12GBのメモリと1TBのストレージを搭載か

「Galaxy S10+」の搭載メモリが12GBになるという情報はかなり初期段階から伝えられていた(この時は5G対応モデルが12GBという情報だった)が、あまりに現実的ではないことから当サイトではあくまでも情報として伝えたが否定的な意見を述べた。市場の認識としても基本的に「12GBのメモリはないでしょ…。」という感じだったが最近改めて12GBのメモリと1TBのストレージを搭載するモデルが存在すると言われ始めている。

GSMArenaに匿名で情報を伝えたユーザーによると、基本的にこれまでの情報と共通しており「Galaxy S10」シリーズには大きく3つのモデルが存在する。

6.1インチの標準モデルに位置づけられる「Galaxy S10」と6.44インチの「Galaxy S10+」。この2モデルに加えて新たに5.8インチのコストパフォーマンスに優れたモデルが存在し、これまでのところ「Galaxy S10 Lite」という呼び名で様々な情報が伝えられてきた。しかし、同メディアに伝えた情報によると5.8インチのモデルは「Galaxy S10 Lite」とは呼ばれないという。以前伝えられた5.8インチモデルの別の呼び名として「Galaxy S10 E」というものがあったが、この名称が採用されているのかどうかまでは分かっていない。

近年、スマホのメモリやストレージ容量はユーザーの用途に合わせて選択することができるようになっている。これまでの情報をまとめるとセラミックパネルや12GBのメモリ、そして1TBのストレージは「Galaxy S10+」の選択肢の1つになるということだろう。

あくまでも6.7インチのディスプレイを持つ5G通信に対応する「Galaxy S10 X」とは別だと考えたほうが良さそうだ。

さて、「Galaxy S10+」に12GBのメモリと1TBの内蔵ストレージを搭載したモデルが存在する可能性が高いという話だが、「いらなくない?」というのが正直なところ。メモリ容量やストレージ容量が大きくなれば、それだけ価格も高くなる。これまでの情報によると「Galaxy S10+」の8GBメモリと512GBのストレージを持つモデルが1480ドルになると伝えられている。

それだけで15万円超えのモデルだが、12GB+1TBの組み合わせの場合、いよいよ20万円が射程圏内に入ってくる。

Samsungはどれだけ高価なモデルになったとしても、12GBと1TBという業界初を達成するためにこのモデルを用意するのだろうか。どんなユーザーがこれらのモデルを必要とするのだろうか。象徴以外の用途では持て余してしまいそうだ。面白いなあとは思うけど…。

Samsungは「Galaxy S10」シリーズを2月20日に発表する予定。折りたたみスマホについても同イベントで発表する可能性がある。

 

[via GSMArena , SamMobile]

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