source:Ben Geskin - Twitter

Samsungの新しいフラッグシップモデルは「Galaxy S10」と呼ばれる可能性が高く、現行「Galaxy S9」と比較して大幅に様々な点が変更になることが期待されている。

ディスプレイ技術はSamsungがSDC2018で発表した「Infinity-O」技術を使用する可能性が高く、Samsungは既に「Infinity-O」を実現するために必要な「HIAA」技術を使用したOLEDパネルの量産を始めたと伝えられている。

また、カメラ技術もトリプルカメラを搭載する可能性が高く、これまでの情報からSamsungは「Galaxy S10」シリーズ全てのカメラ構成を決定したようだ。

更に「Galaxy S10+」のカメラはトリプルカメラを搭載する可能性が高いが、デバイス内部のスペースをより効率的に使用するために「Galaxy Note9」で採用しているような水平配置へと変更するとも伝えられている。

そのため、現時点で公開されている殆どのレンダリング画像はカメラを水平に配置したものが多い。もちろん、公式情報ではなく、リークに基づくものであるため変更になる可能性はある。

そして、「Galaxy S10」シリーズの最も大きな特徴の1つと言われているのがディスプレイ内指紋認証だ。

既にいくつかのOEMはこのディスプレイ内指紋認証を実現しているが、基本的に光学センサーを使用することによって実現している。

しかし、Samsungは「Galaxy S10」に関する情報が始めた当初からクアルコムの超音波センサーを使用したより良いディスプレイ内指紋認証技術を搭載する可能性が高い。

とは言え、全ての「Galaxy S10」シリーズに超音波センサーが使用される可能性は低く、エントリーモデルの「Galaxy S10 Lite」についてはこれまで通り、指紋認証センサーが搭載されるか、光学式のディスプレイ内指紋認証センサーが搭載されるものと思われる。

これについてもまだ不確かな部分は多く、Samsungは光学センサーを使用したディスプレイ内指紋認証の特許を取得しているため、「Galaxy S10+」等も光学式のものが使用される可能性はないとも言い切れないのが現状。

しかし、最新の情報でSamsungは「Galaxy S10」に超音波センサーを使用するという新たな情報と、それらに使用するセンサーの供給メーカーが判明している。

また今回のレポートが「Galaxy S10」シリーズの発表日に初めて触れられた最初のレポートだ。

「Galaxy S10」はやはり超音波センサーを使用か - 部品供給はGISとO-filか

「Galaxy S10」に使用されるセンサーを供給するのはGISとO-filになると言うのは以前にApple関連のアナリストとして有名なMing-Chi Kuo氏が伝えていたが、今回のDigitimesからのレポートでも変わらず、この2社はセンサーの供給を担うようだ。

また「Galaxy S10」の発表は過去の習慣や多くのリークから2019年2月に開催されるMWC2019で発表されるということだったが、今回のDigitimesのレポートでも同じくMWC2019で発表される可能性が高いという。

Samsungは「Galaxy S9」をMWC2019が開催される前日にサプライズ的に発表しているため、「Galaxy S10」もその辺りで発表されると考えてよいのではないだろうか。

詳細な発表イベントなどについては年明けの情報などで明らかになるはずだ。

「Galaxy S10」は搭載される技術が最新のものばかりで、価格設定がかなり引き上げられることがこれまでの情報などから言われているが、超音波センサーが使用されれば、更に価格が高騰することが予想される。

価格に関する情報も今後入ってくると思われるため、分かり次第直ぐにお伝えしたいと思う。

続報に期待したい。

[soruce Digitimes] 
[via wccftech]

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