Samsungはもう間もなく新しいミドルレンジモデル「Galaxy A8s」を発表する予定だが、これまでに多くの情報が明らかになっており、このスマホはディスプレイ左上にカメラ用の穴が設けられているという最大の特徴を持っていることで知られている。

「Galaxy S10」もこれと似たような特徴を持つデザインになることが期待されており、「Galaxy S10」に使用される技術は「Infinity-O」と呼ばれる。

「Galaxy A8s」も特徴こそ似ているものの使用される技術は異なるのではないかということから、最近では「Infinity-O」ディスプレイとは呼ばれず、インディスプレイカメラのように呼ばれることのほうが多い。

これまでの情報によるとSamsungは本日12月10日にこの「Galaxy A8s」を発表すると言われているが、現在中国の規制当局TENAAから、「Galaxy A8s」の画像が明らかになっている。

これはこれまでに見てきた情報を基に作成されたコンセプト画像ではなく、認証局に提出された公式画像だ。

インディスプレイカメラを採用する「Galaxy A8s」のデザインについて

これが実際に明らかになった「Galaxy A8s」の両面の画像だが、画面が消えているため見えづらいが、フロントディスプレイ左上には確かにこれまでの情報通り、カメラが搭載されているようだ。

これによって「Galaxy A8s」の挙動がどのようになるのかとても興味深いところで、このスマホでインディスプレイカメラを採用したスマホの挙動が分かればある程度「Galaxy S10」の「Infinity-O」の挙動もイメージしやすくなるかもしれない。

また、背面には指紋認証センサーが搭載されていることが確認できるため、「Galaxy A8s」にはディスプレイ内指紋認証機能は搭載されない。

そして、少し既視感の感じるカメラ配置だが、「Galaxy A8s」にはトリプルカメラが搭載されていることも確認できる。

真ん中のカメラが黄色いリングで囲われているように見えるが、これはSamsungが数年前にミドルレンジモデル向けに導入した「スマートグロー(Smart Glow)」機能なのではないかと言われている。

とは言え、「スマートグロー」機能が搭載されているのは比較的カメラのサイズが大きいものだったため、「Galaxy A8s」のようにカメラが小さい場合この機能は実装されておらず、ただのアクセントである可能性もあるだろう。

また、TENAAの画像では「Galaxy A8s」のカラーリングは「グレー・シルバー」のグラデーションモデルであることが確認できるが、これまでの情報から「Galaxy A8s」に用意されるカラーリングは3種類になるようだ。

その情報によると、「Galaxy A8s」にはTENAAのリストより確認できるシルバーグラデーションの他にグリーンとブルーのカラーバリエーションも存在するようだ。

情報によればSamsungは本日この新しいスマホを発表すると見られている。公式発表に期待したい。

[via SamMobile]

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