ここ数年、インドなどの新興市場を中心にエントリーレベルのスマホやミドルレンジのスマホに需要が高まっている。

そのためスマホメーカーだけでなく、クアルコムなどのチップセットもミドルレンジ向けの価格に優れているチップセットも出てきており、最近新たにクアルコムはミドルレンジ向けの「Snapdragon675」を発表している。

「Snapdragon675」は以前よりラインナップにあった「Snapdragon670」や「Snapdragon710」等と似た構成になっており、プロセスは11nmを採用している。

「Snapdragon675」の性能を示したベンチマークスコア(Geekbench)について

現時点でこの「Snapdragon675」を搭載しているスマホは正式に発表されていないが、現在「Snapdragon675」を搭載している未発表のデバイスのベンチマークスコア(Geekbench)がGSMArenaより発見されている。

「Snapdragon675」を搭載した好み発表のデバイスは「Android 9.0 Pie」で動作し、メモリは4GB搭載されている。

そしてチップセットが「Snapdragon675」を搭載していることから、インドなどの新興市場を狙ったミドルレンジモデルであることが予想される。

実際のベンチマークスコアは同じチップセットであっても、最適化の進捗次第で変わってくるが、このデバイスに搭載されている「Snapdragon675」はシングルコアスコアが"2267"、マルチコアスコアが"6103"を記録している事が確認できる。

あくまで平均的な値になるが、「Snapdragon670」や「Snapdragon710」と比較すると以下の通り。

Geekbench(シングルコア/マルチコア)
  • Snapdragon675: 2267 / 6103
  • Snapdragon670: 1719 / 5812
  • Snapdragon710: 1879 / 5923
[via wccftech]

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