Appleは先週2018年のフラッグシップモデルとなる「iPhone XS」と「iPhone XS Max」を発売した。
「iPhone XS、XS Max」は「iPhone X」と比較してデザイン面などに大幅な変更などは行われていないものの、処理性能やカメラ性能等、内部的には大きく進歩している。
これらのデバイスがより優れたものになった特徴の1つとして通信速度の大幅な向上が挙げられるが、現在MacRumorsのフォーラムや、Redditのユーザー、そしてAppleのサポートフォーラムに報告された情報によると、「iPhone XS」と「iPhone XS Max」でモバイルデータ通信とWi-Fiの両方で通信状況が著しく低下する不具合が発生しているという。
「iPhone XS、XS Max」に発生しているこの不具合は、特定のキャリアにて発生する問題ではなく、多くの地域で発生している問題のようだ。
Appleのサポートフォーラムの内容を見てみると、どうやら5GHz帯のネットワークではこの問題が顕著に現れているようだ。
通信速度の大幅な向上がセールスポイントの1つであるため、その点が満足行く性能を発揮できないのは、Appleにとってもユーザーにとっても大きなマイナスになってしまう。
恐らくAppleはこの問題を既に認識しており、今後のソフトウェアアップデートで修正されるのではないだろうか。