2017年から今年にかけてグラフィックボードの価格が上昇している。

価格上昇の理由の一端は明らかに仮想通貨(暗号通貨)の急激な価格上昇と、それに伴うマイニング需要だ。

しかし現在上昇した価格が適正値に降りてくる可能性が高くなってきている。

NVIDIAやAMDのようなGPUメーカーは、暗号通貨のマイニング需要を見越して過剰生産とも言える程のグラフィックボードを出荷している。

しかし結果として2018年春頃から、暗号通貨は明らかに値を下げており同時に加熱した市場を冷静に戻す作用もあるといえる。

これは価格の上昇と同時に加熱したマイニング需要にもブレーキをかけることになる。

需要が減るということは供給者は価格を下げて需要を上げなければならない。

このマイニング需要の低下によって生まれる過剰な在庫を上手にさばくために、7月から8月にかけて多くの業者は加熱した販売価格を約20%程下げる可能性があるという。

NVIDIAのGTX1080のように次世代モデルが出ることが明らかなモデルに関しては価格はより下げやすいかもしれない。

少なくとも次世代モデルとなるGTX1100シリーズのリリース後にいくつかのGTX1000シリーズは値下げを実施するはずだ。

DigiTimesのレポートに取ると現在世界的に見るとGPU市場は数百万台の在庫を抱えているという。

ピーク時から比べると随分と値を下げている暗号通貨が今後も値を下げる展開になるのであれば、マイニング需要はある程度の低下が見込め、更に在庫処理のための値下げに動く可能性がある。

マイニング需要とNVIDIAのGTX1180の動向によってグラフィックボードの販売価格は上下するのではないだろうか。

[DigiTimes]

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