AdataがSamsung 960 Proに並ぶ爆速SSDとしてゲーム界隈に認められるかもしれない。

Adataの新しいSSDはNVMe 1.3対応M.2規格SSD3200MB/sの読み取り速度1700MB/sの書き込み速度を備えたXPG Gaming S11を発表した。

SSDってSATA接続じゃないの?確かに一般的にSSDを接続する方式はSATA方式が取られるが、より遅延を減らすことのできるM.2規格もSSD接続にはよく用いられる。

NVMe対応のM.2規格SSDで代表的なモデルが3500MB/sの読み取り速度1900MB/sの書き込み速度で動作するSamsung 960 Proだ。

今回Adataが発表したM.2規格のXPG Gaming S11もSamsungの960 Proと同じくらいの速度を誇る。

ちなみに一般的な接続方法のSATA接続の読み書き速度をCrucialのMX500を例に上げて説明すると、Crucial MX500は560MB/sの読み取り速度と510MB/sの書き込み速度だ。

HDDに比べたらこのSATA接続のSSDでも圧倒的な速度を誇り、OSの起動やゲームのロード時間も見違えたものになる。

HDDの読み書き速度は大体200MB/s行かないぐらいが平均だ。

SATA接続のSSDとHDDの読み書き速度を実際に数字で比較してみると、M.2規格のSSDが圧倒的に速いことがわかるだろう。

AdataのXPG Gaming S11は32bitのDRAMデータバスを利用することで、Samsungの960 Proと同じレベルの読み書き速度を実現することが出来た。

細かい技術的な説明は省くとして、大事な部分としてXPG Gaming S11には動作時の温度が高くなりすぎないように一定に温度を維持するためにカスタム設計されたヒートシンクも装備されているため、ヒートシンクを装備していないM.2 SSDよりも10℃程温度が低くなるという。

またAdataのXPG Gaming S11は価格面でも優れている。

  • XPG Gaming S11 240GB:139ドル
  • XPG Gaming S11 480GB:259ドル
  • XPG Gaming S11 960GB:309ドル

程で販売する予定だという。

NVM Express (NVMe) もしくは NVMHCI (Non-Volatile Memory Host Controller Interface) は、PCI Express (PCIe) を通じて、不揮発性ストレージメディアを接続するための論理デバイスインターフェースの規格であり、シリアルATAに代わる次世代の接続インターフェース規格である。2017年5月現在の最新規格はRev.1.3。

引用元:Wikipedia:NVM Express

[Adata]

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