アメリカのデトロイトで開催された北米国際自動車ショー(NAIAS)で、BlackBerryは自動車用コンピューターのサイバーセキュリティソフトウェア「Jarvis」を発表した。

コネクテッドカーと呼ばれるネット接続性を有する自動車を始め、自動運転システム搭載車などの複雑化するプログラムコードをスキャンし、脆弱性をみつけ出すクラウドベースのツールだ。

 

BlackBerryの「Jarvis」は、自動車産業向けに展開するが、いずれは国防から航空、医療、産業分野などの各種オートメーションシステムにまで範囲を広げられるとしている。

自動車メーカーは「Jarvis」にオンラインでアクセスし、ソフトウェア開発のあらゆる段階で、任意の数のバイナリファイルにスキャンをかけることができる。

 

昨年WannaCryと呼ばれる世界的なランサムウェアは、BlackBerryのセキュリティソフトウェアビジネスの意識を高め、モバイルデバイスへの安全な接続を管理することに主眼を置いていた。

 

BlackBerryは、既にJarvisが自動車メーカーのTata MotorsのJaguar Land Roverユニットと一緒にJarvisをテストしたと述べている。

Jarvisはコードの評価に必要な時間を30日から7分に短縮したと伝えた。

 

BlackBerryは9月に自家用車用のソフトウェアオペレーティングシステムで、自動車サプライヤーDelphi Automotiveと提携すると発表した。

今月初めにBlackBerryと中国のインターネット検索会社Baiduは、共同で自家用車技術を開発する契約を結んだ。

BlackBerryはチップメーカーのクアルコムや、自動車サプライヤーのDensoとFordとも自動車関連の契約を結んでいる。

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