OnePlus 5TにはiPhone Xと技術が違うが、Face Unlock(顔認証技術)が実装された。

 

OnePlus 5Tの顔認証技術はiPhone Xに実装されている顔認証よりもスピードが早く0.4秒でロックが解除できると先日のスピードテストでも実際に確認した。

しかし、iPhone Xのように特殊なセンサーを使っていないことで、写真や動画などの偽装解除の対策が不十分であることをOnePlusは認識しているようで、今後もアップデートを重ねて偽装解除への対策を講じていくことを公式フォーラムで明らかにした。

 

OnePlus 5Tの顔認証の場合特殊なセンサー等を使っているわけではなくフロントのカメラを通して、目の間の距離や鼻と上唇との間など、顔面上の100以上の識別子を分析することによって人の顔を区別している。

 

これは、そもそもOnePlus 5Tの顔認証技術があくまで背面に配置された指紋認証のオプション的な位置付けで、利便性やアクセス性の良さに焦点を当て実装されたからだ。

 

そのためOnePlus 5Tの顔認証ではAndroid Payや銀行などのセキュリティが需要となるアプリケーションでは機能しないようになっている。

 

OnePlusが持つ大きな課題として、どうやって対象が生きているかどうかを識別することがある。

 

OnePlus 5Tには対象が生きていることを区別するための技術が最低限備わっているがまだまだ不十分であるため、次回のアップデートで影や明るい部分を分析して対象が光の反射や写真などではない実際の顔かどうかを確認するための機能を実装する予定だ。

 

こうすることで、写真や動画などを用いてロックを解除されてしまうことは防ぐことが可能になると思われるが、輪郭が似ている人や双子などによってロックが解除されてしまう可能性は残っている

 

OnePlusはFace Unlockについて絶えず最適化することを明らかにしているため、これらの問題についても何らかの対策を講じてくるものと思われる。

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