2月に開催されたMWC2019が開催される以前よりOnePlusは5G通信に対応するスマホを開発していることを明らかにしている。MWC2019で更に多くの情報を明らかにしており、5G通信に対応するスマホとこれまでのナンバリングシステムを引き継ぐ最新スマホ「OnePlus 7」は基本的に5G通信に対応しているかどうかが主な違いになると言われていた。

また、ワイヤレス充電は開発しているものの、いくつかの課題がクリアできていないことからサポートする予定が2019年2月時点ではないこともPete Lau氏によって明言されている。

これまでに「OnePlus 7」と思われるスマホの詳細なレンダリング画像が公開され、また、このスマホのケースレンダリングがリークされていることで「OnePlus 7」はポップアップ式のカメラを採用することなどが明らかになっていたが、今回の情報はこれまで全く聞いてこなかった新情報。

今回の情報が正しいのであればOnePlus初めての試みになる。

「OnePlus 7」には上位モデルの「OnePlus 7 Pro」が存在か - 5Gモデルかどうかは現時点で不明

最近OnePlusは「GM1915」のモデル番号を持つデバイスでBluetooth SIG認証を受けていることが判明している。このモデルはOnePlusがこれまでに発売してきたスマホに採用してきた命名規則から逸脱していた。そのため、こちらの記事でも「OnePlus 7のものだと思われるが、可能性としてOP7や5G対応スマホとは別のモデルである可能性もある」と伝えていた。

OnePlusの5G通信に対応するスマホが「OnePlus 7」と共通のデザインを持ち「Snapdragon855」と「Snapdragon X50 5G」モデムを搭載するという事実を除いてこれまでに多くの情報を見ていない。勿論モデル番号は不明。

 

現在、OnePlusの未発表のスマホと思われる実機画像がWeibo上に公開されている。この画像に映っている情報によるとこのスマホはモデル番号「GM1915」を持つ。

上記の2つの画像から得られる情報はいくつかあるが、まずは左側の「About Phone」に記載されている情報から分かることについて。

上記画像によると今回リークされたスマホは「OnePlus 7 Pro」と命名付けられており、モデル番号「GM1915」を持つ。ディスプレイは6.67インチの「Super Optic」ディスプレイを搭載している。メモリは8GB、ストレージは256GB。

これまでの情報から「OnePlus 7」がトリプルカメラを搭載することは示唆されていたが、今回の「OnePlus 7 Pro」と主張するスマホもトリプルカメラ構成になっており、センサーは48MP+16MP+8MPを持つ。

今回のデバイスは、「Android 9.0 Pie」をベースにしていると思われる「OxygenOS 9.5.1 GM31CB」で実行されているようだ。CBはクローズドβだろうか。

1つ今回の情報に疑問をもたせるものとしてこのページに表示されているスマホの画像が「OnePlus 6T」のものであるということ。しかし、これはスマホが未完成のソフトウェアをテストビルドしている可能性があるため、何とも言えない。

今回のデバイスが本当なのであればモデル番号「GM1915」を持つ「OnePlus 7 Pro」は「Bluetooth 5.0」に対応している。詳細は上述したがBluetooth認証の記事より。

OnePlusはこれまで「A」から始まるモデル番号を持っていたが、少なくとも前回のBluetooth認証や今回の情報によれば「A」から始まらない全く新しいデバイスに取り組んでいる可能性が高い。そのため、OnePlusは通常1モデル展開を行ってきたが、2019年前半に発売するスマホには複数のラインナップが存在する可能性がある。「OnePlus 7 Pro」が5Gに対応するモデルとは別なのであれば合計3つのモデルが存在する可能性が高まってくる。

 

そして右側の画像から分かることだが、「OnePlus 7 Pro」はSamsungの「Galaxy S10」のような湾曲したディスプレイを搭載している可能性がある。ディスプレイのベゼルは下部分が他のスマホと同様、若干太くなっているがその他のベゼル幅はほぼないに等しい。

 

[source Weibo] 
[via 91mobiles]

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