NVIDIAがGTX1000番台のグラボをリリースしてしばらくの期間が空いており、ここ1年ほどはVolta、Ampere、Turing等3つの異なるGPUアーキテクチャを用いたグラボに関する噂が絶えない。

多くのユーザーはNVIDIAが次にリリースするグラフィックボードはGTX2000番台なのかGTX1100番台なのか、そしてどのGPUアーキテクチャを用いるのか注目してきた。

最近ではNVIDIAが次にリリースするグラフィックボードはGTX1100番台で、GPUアーキテクチャにはTuringを用いるというのが、市場の認識である。

新しい情報によるとどうやらユーザーは新しいグラボを待つ時間に終わりを迎えようとしているようだ。

ここ数週間のうちにTuringアーキテクチャを搭載したNVIDIA Geforce GTX1180 Founders Editionに関する多くの噂やリーク情報で出てきた。

勿論これらの情報が100%正しいという保証はどこにもないのだが、時期的にもまず間違いないだろうというのが多くの認識だ。

そしてその情報によるとNVIDIAはFounders EditionのGeforce GTX1180を7月中にはリリースするという。

GTX1180のスペックに関しては後述するが、Pascalアーキテクチャを搭載しているTitan Xpよりも高性能なものになるという情報もある。

NVIDIAはGTX1100シリーズを台湾で開催されるComputex 2018で公式にローンチすると言われている。

Computex 2018でNVIDIA CEOのJensen氏が次世代GPUはまだ時間がかかると発言した。

この事から、GTX1180がComputex 2018で発表されない可能性が濃厚に。

次にターゲットになるイベントはHot Chips 30。

既にNVIDIAが次世代GPUについてプレゼンを行うことが確定している。

 Geforce GTX 1180のリリース時期について

NVIDIAは新しいグラフィックボードGTX1180のFounders Editionを7月にリリースし、サードパーティ製のGTX1180を8月か9月頃にはリリースするだろうと伝えられている。

サードパーティ製のグラボというのは多くのユーザーが手にしている物という認識で基本的に間違っていない。

例を挙げるとASUS製のGTX1080、MSI製のGTX1080、コスパに優れた玄人志向のGTX1080のような感じだ。

基本的に冷却性能等からそれぞれ比較して新しいグラボを手にしていることだろう。

さて、他にもNVIDIAは6月15日頃からパートナー契約を結んでいるハードウェアパートナーにGPUとメモリを提供するとの報告もある。

この情報はサードパーティ製のGTX1180が8月から9月頃にリリースされるという上記の噂の信ぴょう性を高める。

6月15日頃というのは、台湾で開催されるComputex 2018から約1週間後だ。

Geforce GTX1100シリーズがComputex 2018で公式に発表されるのであれば、十分考えられるスケジュールだろう。

GTX1180は世界中でリリースされることは間違いないが、基本的に海外から優先的に提供が始まると考えて間違いがないだろう。

その為、我々が住む日本にやってくるのは9月ごろになると見ていいと思われる。

Amazon等通販サイトで在庫が潤沢になるのは年明けだろうか。

この辺は様々な点が絡んでくるため難しい。

Geforce GTX1180の価格について

NVIDIA GTX1180の価格についてはGTX1180はGTX1080と比較して大体100ドル程度は高くなるのではないかと考えている。

当然円安・円高等の問題は無視してだ。

因みに現モデルのGTX180TiとGTX1080はリリース時点の価格はそれぞれ1099ドル925ドルと設定されていた。

GTX1080と比較すると、GTX1180は大体990ドル~1000ドル以下辺りで販売するのではないだろうか。

GTX1080Tiに関しては現時点であまり情報が出ておらず、不明な点が多い。

個人的な意見を言うのであれば、これまでのリークで判明しているGTX1180の性能であれば、100ドルの値上げは許容範囲だ。

170~200ドル以上の値上げだと少し考えてしまう。

NVIDIA Geforce GTX1180のスペックについて

さて、多くのユーザーが最も気になっているNVIDIAの最新グラフィックボードGTX1180のスペックについて書いてみたいと思う。

当サイトでも取り上げたが5月の頭にGTX1180のスペックについてTechPowerUpのGPUデータベースに登録され、多くのスペックが明らかになった。

その時に明らかになったGTX1180のスペックは中々魅力的なものだった。

新しい12nmプロセスで製造されたGTX1180は、わずか200Wで動作しており大幅に電力効率が向上していることが分かる。

また以前から伝えられていたとおり、爆発的な処理速度を誇るGDDR6を16GB搭載している。

GTX1180のベースクロックは1405MHZ、ブーストクロックは1582MHzとGTX1080Ti並に高性能だ。

GTX1180のCUDAコアは3584個に224個のTMU(テクスチャマッピングユニット)、そしてGDDR6のメモリが16GB搭載されている。

因みにGTX1080はCUDAコアは2560個、TMUは160、目mロイはGDDR5が8GB搭載されている。

更にGTX1180の下位モデルとなるGTX1170はこれまでのリークで少しだけスペックが明らかになっている。

それによると、GTX1170はCUDAコアは2688個、TMUは168個、メモリはGDDR6が8GBから16GBだという。

これらの情報によるとGTX1180はGTX1080Tiに見えるが、実際は電力効率の向上や、処理速度の高いGDDR6の搭載によって、1080Tiよりやや性能が良くなるのではないだろうか。

そしてGTX1170はGTX1080水準になると考えるべきか。

1つだけ気になるのが、このデータベースに登録されているリストによるとGPUアーキテクチャにVoltaが用いられているということ。

多くの情報ではGTX1180はTuringアーキテクチャだと言われていたが…この辺もComputex 2018で明らかになるだろう。

実際の性能やゲームにおけるパフォーマンスは実際にリリースされ各所でベンチマークやレビューが行われるまでわからない。

当サイトでもNVIDIA Geforce GTX1180がリリースされたらレビューをしたいと思っているので、その時はまた見てもらいたい。

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